名称:出張:風を売る商店
日付:2019年5月11日と12日
時間:10:00〜16:00
場所:厚木中央公園(遊具側近く)
デザインオフィスTiramisuでは、昨年に引き続き「第45回・厚木市緑のまつり」に「出張:風を売る商店」として参加しました。私たちの日頃の成果を発揮した、展示であり、ワークショップであり、子どもの遊び場です。

昨年参加して思ったのは「大人として、もっと子どもたらしでありたい」という事です。今はあまり見なくなってしまった駄菓子屋のような存在、ほっといても子どもが来るような「子どもほいほい」のようなものをつくりたいと思いました。



昨年は手が回らなくなる場面もあり、今年は厚木市の学生ボランティア団体「ぼくら」から2名来ていただき手伝ってもらいました。二人とも私たちと同じ厚木中学出身で、私たちの頃にはなかったボランティア部だったそうです。アメリカでは就職先としてディズニーやグーグルよりNPOの人気が高いということを聞いても、今いちピンとこなかったりしますが、厚木中学にボランティア部があると聞くと「そうゆう時代になってきたのだなあ」としみじみ実感しました。

私たちは「お絵かきしたらすごろくあげるよ」と魔女のように囁き、子どもたちを引き寄せます。子どもたちはやるかやらないかを自分で決め、みどりについて描きます。





子どもたちが、何を描くか、どこに貼るか、なんと言うかを見聞きして、どのように育ってきたのかを知ります。子どもたちはそれと引き換えにすごろくをもって帰ります。

親子でも、

ご夫婦でも、子ども心さえあれば年齢関係なしに楽しむことができます。

今年で92歳という方も参加してくれました。絵のタッチに見覚えがあったので「もしかして去年も来てくれました?」と聞くと、なんと「去年、楽しかったから」と今年も寄ってくれたとのこと。楽しいことへの探究心を持ち続ける大先輩に勇気をもらいました。


オカリナキッチンさんからあつぎ名物「あつおちゃんの大判焼き」を差し入れしていただいたので、子どもたちにプレゼントしました。










幼少の頃の少し変わった体験は、「あれはなんだったんだろう?」と大人になっても残っていたりします。風を売っている私たちを、参加してくれた方々が、いつの日か思い出してくれれば、そんなうれしいことはありません。




参加していただいたみなさま、風のお買い上げありがとうございました。



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