子どもが初めてクレヨンを握る瞬間、それは小さな冒険の始まりです。ぎゅっと力を入れすぎて折ってしまったり、紙ではなく手や服に色をつけたり。それでも、白い紙に向かって線を走らせる姿はまっすぐで愛おしいです。
青空おやつでは、お題はありますが「これを描こうね」とすすめることはありません。子どもたちは自由にクレヨンを走らせ、思い思いの線を描きます。まっすぐな線を引こうとしても、どこかでくねくねと曲がったり、円を描くつもりがぐるぐるとどこまでも広がったりします。そこには意図のない純粋さがあり、その線はどこかアーティストのデッサンにも似ているように感じます。
小さな子どもたちの線は、どれも美しいです。うまく描こうという意識のない、ただ心のままに動かした線。その自由さが、私の目にはかえって輝いて見えます。
青空おやつの時間は、そんな純粋な線が生まれる場でもあります。まだ言葉にならない気持ちが、紙の上にそっと残っていきます。その線には意味があるのかもしれませんし、ないのかもしれません。でも、「楽しい」という気持ちがそこにあるなら、それだけで十分なのだと思います。
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