描いた絵、どうする?

こんにちは、青空おやつの松村です。

青空おやつで描かれた絵は、「持ち帰る」か「預ける」の二つの選択肢があります。どちらを選んでいただいても構いません。

お子さんが小さいほど、迷うことなく描いた絵を持ち帰ることを選びます。彼らにとって、自分の手で生み出した作品は、かけがえのない宝物。その純粋な「これが好き」「これが大切」という気持ちは、まさに健やかな自己肯定感の表れだと私たちは感じています。自分の感性や創造性を素直に肯定し、それを大切に抱きしめる姿は、私たち大人にとっても、どこか忘れかけていた大切な感覚を思い出させてくれます。

しかし、大人になるとどうでしょうか?社会で様々な経験を積む中で、私たちは無意識のうちに「周りの目」や「常識」を意識し、「自分の気持ちを優先していいのだろうか?」とためらいを感じることがあります。

例えば、青空おやつにご理解のある保護者の方の中には、「絵を置いていかないと運営に迷惑をかけてしまうのでは」といった、周りへの配慮や遠慮から、ご自身の子どもが絵を持ち帰ることにためらいを感じる方もいらっしゃいます。

ですが、どうかご心配なく。子どもたちが描いた絵は、私たちにとっては何よりも嬉しいものです。実際、参加者の半数の方が絵を持ち帰られていますし、青空おやつはこれまで問題なく運営を続けられています。(ちなみに、おかげさまで皆様からの温かいご寄付が途絶えることなく、活動開始から5年間、一度も休止することなく開催できています。この場を借りて心より感謝申し上げます。)

あなたの絵は、あなたのもの

絵を持ち帰ることも、預けることも、どちらも大切な選択です。
子どもが心を込めて描いた絵は、他ならぬ「子どもの作品」です。
子どもの気持ちを一番に尊重し、自由に選んでいただければ幸いです。

コメントを残す