「ダンダダン」第2期オープニングのクレジットに使われているフォントが気になって、調べてみました。

モリサワのA P-OTF ラピスエッジ Min2と思われます。
どんなことでもお気軽にお問い合わせ下さい。
「ダンダダン」第2期オープニングのクレジットに使われているフォントが気になって、調べてみました。

モリサワのA P-OTF ラピスエッジ Min2と思われます。
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MacでGemini CLIを実際に使ってみました。ターミナル初心者でも大丈夫、AIと話せるようになるまでをレポートします。

右上のツールバーにある虫眼鏡に「ターミナル」と入れると「ターミナル.app」と出てくるのでクリックしましょう。
ターミナルを開いたら、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。(コピペしてEnterでOKです)
node -v
もしv18.x.xのようにバージョン番号が表示されれば、Node.jsはインストール済みです。command not foundのようなエラーが表示される場合は、Node.jsがインストールされていません。また、表示されたバージョンが18よりも低い場合は、更新が必要です。
Node.js公式サイトにアクセスし、「LTS版」(長期サポート版)をダウンロードしてインストールしてください。
ターミナルを開き、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
sudo npm install -g @google/gemini-cli
パスワードの入力を求められる場合がありますので、その際はMacのパスワードを入力してください。
インストールが完了したら、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
gemini
色々な許可を求められるので、自分の環境に合わせて許可する。
コマンドラインデベロッパーツールが必要です。ツールを今すぐインストールしますか?というメッセージが出たらインストールする。

下のような画面が表示されます。

まずは > Select Themeからテーマを選びます。表示されたリストから、上下の矢印キーを使って希望のテーマにカーソルを移動させます。目的のテーマがハイライトされたら、Enterキーを押して決定します。

次に > Select Auth MethodからLogin with Googleを選び、個人の Google アカウントでログインします。これにより、無料の Gemini Code Assist ライセンスが付与され、Gemini 2.5 Pro モデルと100万トークンのコンテキストウィンドウを無料で利用できます(1分あたり60リクエスト、1日あたり1,000リクエストまで)。
ブラウザが自動的に開き、認証を完了させます。

Type your messageとあるのでメッセージを入力します。

このようにしてGemini CLIがパソコンで使えるようになりました。こうして私たちはますますアルゴリズムの奴隷となっていくでしょう。
こちらでは、Tiramisuがデザインを担当させていただいた、厚木市制70周年記念ラッピングバスのデザイン制作プロセスをご紹介します。
・5/28:デザイン依頼
・6/28:70周年ロゴ決定(公募)
・7/09:デザインデータ入稿
・7/19:色校正
・8/02:ラッピング施工
・8/03:ラッピングバス運行開始
デザインのご依頼から入稿まで、約1ヶ月というタイトなスケジュールで進行しました。この約30日間を、アイデア出し、制作、修正にそれぞれ10日間ずつ充て、効率的な進行を心がけました。もちろん、他の業務と並行していたため、実際にデザインにかけられる時間はさらに限られていました。
私の制作スタイルは、単に時間をかければ良いというものではありません。各案件には「最適な時間」があると考えています。長すぎず短すぎず、その最適な時間を見極めることが、良い結果に繋がると信じています。
「厚木市を表すもので、過去から現在、そして未来まで消えずに残るものは何か?」その問いから生まれたのが、厚木市の市章と市の花「さつき」を組み合わせたデザインです。

厚木市の市章は昭和25年から受け継がれており、「あつぎ」の3文字と鮎3尾を「あ」の字型に図案化し、市民の和合と発展を象徴しています。また、厚木市の花「さつき」は、豊かな自然を表す代表的な花です。この二つをデザインの主要なモチーフとしました。

さつきの花をモチーフにすると決めた後、まずは事務所の前に咲くさつきをじっくり観察し、その構造を分解するところから始めました。

さつきの花のイメージを掴むため、まずはAIでの画像生成を試みました。しかし、残念ながら求めている「これはいけそうだ!」という手応えは得られず、気持ちを切り替えて次のアプローチへと進みました。

ラッピングバスのデザインにはいくつかの制約があります。特に上部の赤い部分にはデザインを配置できません。他にも細かな規定があるため、ここでは割愛します。また、デザインはバス会社だけでなく、行政案件の場合は行政の審査もクリアする必要があります。

まずは、さつきの写真を切り抜いてバスのレイアウトに配置し、イメージを確認しました。この段階ではまだ半信半疑でしたが、「これなら何とかいけるかもしれない」という手応えも同時に感じられました。

次に、さつきのグラフィックを丁寧に作り込み、デザインとして機能するかどうかを検討しました。

「ハレの舞台」にふさわしい、記憶に残るグラフィックイメージをさつきの花で表現することを目指しました。特に、第一印象で華やかさと洗練さを感じさせるよう、形と色に細心の注意を払いました。さらに、さつきの花と市章の形状が似ている点に着目。並べた際に相性が良く、統一感のあるデザインになるよう工夫しました。

市制70周年という節目を、単なる数字としてではなく、厚木の歴史と未来を繋ぐものとして表現したいと考えました。これまでの60年、50年、40年といった歩みが現在の豊かな厚木を築き、それがさらに次の時代へと発展していく。この思いを込めて、市章の隣に1から70までの数字を配置しました。これは、過去の積み重ねと現在の繁栄を祝い、そしてバス後部に掲げたキャッチフレーズが示す未来へと、その思いを繋いでいくことを象徴しています。

市章は一定のパターンに限定せず、バスの形状に合わせた有機的な配置を施しました。市章が集まって動きを持つことで、厚木市民の和合を表現しています。配置は完全に自由ではなく、社会のルールのように一定の規則性を持たせています。また、鮎が泳いでいる様子も想起させるデザインとなっており、市章の由来である「あつぎ」と「鮎」の両方の意味を含ませています。

バスの右側と左側で異なるデザインを制作しました。規則性を持たせつつも動きを感じさせるデザインになるよう調整を重ね、「これならいける」という確かな手応えを得ることができました。


提出した初稿がこちらです。
初稿提出後、「ドアの70周年をもっと目立たせてほしい」という要望と、「バス後方の誕生日ケーキを外してほしい」という要望がありました。

初稿では、厚木の市章に1から70までのナンバーを添え、1をバースデーケーキに見立て、厚木名産の苺で厚木の誕生を表現していました。

バス後方の誕生日ケーキを外すとデザインのバランスが崩れるため、代わりに「70th anniversary Atsugi City」と「1 February 2025」を追加しました。


また、「ドアの70周年をもっと目立たせてほしい」というリクエストには、ドアのデザインを2パターン用意し、その中からB案が採用されました。
こうして、厚木市制70周年記念ラッピングバスのデザインは形になりました。私自身、初めての試みだったため、この貴重な経験を備忘録として、またこれから同様のデザインに挑戦される方々の一助となることを願って、ここに記録しました。
どんなことでもお気軽にお問い合わせ下さい。
デジタルマーケティング全盛の時代ですが、地域に根ざしたビジネスを展開する上で、「ポスティング」が依然として強力なマーケティング手法である理由をご存知でしょうか? 特定の条件下では、オンライン広告よりも高い効果を発揮することさえあります。
今回は、ポスティングが特に有効なケースと、その効果を最大限に引き出すための「チラシデザイン」の重要性について解説します。
ポスティングの最大の強みは、「エリアを限定して、直接ターゲットの手元に情報を届けられる」点にあります。以下のようなケースでは、特にその効果を実感しやすいでしょう。
商圏が比較的限定されているビジネスにとって、その地域に住む潜在顧客に直接アプローチできるポスティングは非常に有効です。
「近所に新しいカフェができた」「お得なキャンペーンをやっている」といった情報は、地域住民にとって有益であり、来店動機に繋がりやすいです。
特に、メニューやクーポンを掲載したチラシは保存されやすく、効果が持続する可能性もあります。
新しいお店やサービスが始まる際、まずは地域住民に広く認知してもらうことが重要です。ポスティングは、指定したエリアに確実に情報を届けることができるため、オープニングイベントの告知などに最適です。
「〇月〇日オープン!」といった情報を大々的に知らせることで、オープン景気を最大限に活かすことができます。
特定の地域の物件を探している人や、近隣住民に対して、物件情報や内覧会の案内を直接届けることができます。
ターゲットが地理的に絞られているため、費用対効果の高いアプローチが可能です。
配達可能エリアの住民に直接メニューやサービス内容を知らせることで、注文に繋がりやすくなります。
特に、インターネットをあまり利用しない層にもアプローチできる点が強みです。
地域のお祭り、フリーマーケット、自治体主催のセミナーなど、特定のエリアの住民に参加を促したい場合に有効です。
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しかし、ただ闇雲にチラシを配布するだけでは、期待する効果は得られません。ポストに投函される多くのチラシの中で、「手に取ってもらい、読んでもらい、行動してもらう」ためには、チラシそのものの魅力、すなわち「デザイン」が極めて重要になります。
他の郵便物やチラシに埋もれず、まず手に取ってもらえるようなインパクトが必要です。
伝えたい内容(サービス、特典、連絡先など)が、一目で理解できるように整理されている必要があります。
提供するサービスや商品の価値、お店の雰囲気が伝わるような、質の高いデザインが求められます。安っぽいデザインは、お店のイメージダウンにも繋がりかねません。
「クーポン持参で割引」「電話予約はこちら」「ウェブサイトで詳細をチェック」など、具体的なアクションに繋がる導線(CTA: Call to Action)が明確に示されていることが大切です。
せっかく費用と時間をかけてポスティングを行うのであれば、その効果を最大限に高めるために、チラシのデザインには徹底的にこだわりたいものです。雑なデザインのチラシは、残念ながら読まれることなくゴミ箱へ直行してしまう可能性が高いのです。
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「チラシを配って集客したいけど、ポスティングって結構費用がかかるんだよな…」
そう思っている方は多いのではないでしょうか?確かに、ポスティング専門業者に依頼すると、それなりの費用がかかりますよね。
しかし!実は意外な穴場があるんです。それは…
「最寄りの新聞販売店に直接交渉する」
という方法です!
「え、新聞販売店でポスティング?」と驚かれた方もいるかもしれません。私も最初はそう思いました。でも、これ、意外と知られていないだけで、費用を抑えて効果的なポスティングを実現できる可能性があるんです。
新聞販売店は、毎日地域に新聞を届けるための強固な配達網を持っています。この既存のネットワークを活用できるため、新たに配布ルートを構築するコストを抑えられる可能性があります。結果として、ポスティング専門業者よりも割安な料金設定になっている場合があるのです。
地元の新聞販売店は、その地域に関する深い情報とネットワークを持っています。「このエリアの住民層は?」「どんな情報に関心があるか?」といった地域特性を熟知しているため、よりターゲットに合った効果的な配布が期待できます。また、地域住民からの信頼感も、チラシの開封率や訴求力に繋がるかもしれません。
特に地域に特化したビジネスや小規模な事業者の場合、新聞販売店側も地域貢献の一環として、柔軟な料金設定や協力的な姿勢を示してくれることがあります。直接交渉することで、「予算内で最大限の効果を出すにはどうすればいいか?」といった相談に乗ってくれる可能性も。
「ポスティングは高い…」と諦める前に、一度、最寄りの新聞販売店に問い合わせてみることを強くお勧めします。意外なほど費用を抑えられ、かつ地域に根ざした効果的なポスティングが実現できるかもしれません。
実はこの裏ワザ、私が昔アルバイトをしていた職場の事務員の方に教えてもらったんです。その方はパソコンも苦手でインターネットもほとんど使わないようなタイプだったのですが、ある日突然「直接新聞販売店に行って聞いてみたら、ポスティングをお願いできた」と言っていたんです。そのアナログな行動力と、意外な盲点に気づいたことに、当時の私は本当に目から鱗が落ちる思いでした。
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浮いたポスティング費用をチラシデザインに使いませんか?
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NPO(非営利団体)を立ち上げたばかりの方、あるいは長年活動を続けているけれど「うちはロゴがなくても大丈夫かな?」と考えている方はいませんか?
日々の活動に追われ、ロゴマークの優先順位は低くなりがちかもしれません。 しかし、NPOにとってロゴは、単なる飾りではありません。それは、活動の想いを届け、仲間を増やすための、心強いパートナーになってくれるのです。
この記事では、なぜNPOにロゴが必要なのか、その具体的な理由を4つのポイントで解説します。
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ロゴは、団体が社会に対して「私たちは、このような理念を掲げて存在しています」と公式に宣言する、視覚的な存在証明です。
しっかりと考え抜かれたロゴがあることは、団体が場当たり的に活動しているのではなく、明確な目的意識と組織体制のもとに運営されていることの証左となります。助成金の申請書や企業への協力依頼といった公的な場面において、統一されたロゴは団体の「顔」として機能し、その活動に対する真摯な姿勢を伝えます。
この視覚的な一貫性から伝わるのは、団体が安定した運営基盤を持ち、その活動を計画的かつ継続的に遂行する能力があるという事実です。それこそが、支援者や協力者が団体のガバナンス(組織統治)を信用し、大切な資金や協力を安心して託すための、判断の礎となるのです。
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多くの情報が絶えず流れていく現代社会では、まずその他大勢の中から「見分けてもらう」ことが全ての始まりです。そこでロゴが果たす第一の役割が「識別」、つまり「これは、あの団体だ」と瞬時に認識してもらう力です。
SNSのタイムライン、地域のイベント、協力企業のウェブサイト——。あなたの団体の発信は、常に他の情報に埋もれるリスクに晒されています。しかし、そこに一貫したロゴがあれば、それは「これは、私たちのメッセージです」という明確な目印となります。この視覚的なフックが、人々の情報処理の負担を減らし、あなたの団体の存在をまずはっきりと認識させるのです。
そして、この「識別」の経験が積み重なることで、さらに重要な第二の段階、「想起性の強化」へとつながります。
イベントで感じた一体感、SNSで知った活動の成果、その一つひとつのポジティブな体験のそばに、いつもあなたの団体のロゴがあります。これにより、ロゴは単なる図形ではなく、人々の心の中にある「良い記憶のしおり」へと変わっていきます。
その結果、「どこかの団体に寄付をしたい」「社会貢献活動に参加してみたい」と人々が考えた時、記憶の引き出しからあなたの団体を自発的に思い出してもらえる可能性、すなわち「想起率」が高まります。
ロゴは、まず情報の海の中で見つけてもらうための「識別」の旗印となり、次に価値ある活動と結びついて記憶に刻まれ「想起性」を高める。この二段階の働きによって、あなたの団体は人々の心の中で、支援や協力の第一候補として選ばれる存在になっていくのです。
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同じ「子ども支援」という分野であっても、活動している団体は無数にあります。その中で、あなたの団体が他とは違う独自の価値を提供できている理由は、活動内容そのものだけでなく、その根底にある「社会課題への向き合い方」、すなわち団体が大切にしている価値観や信念にあるはずです。
しかし、その最も重要で、目には見えない「価値観」を、初めて団体に触れる人に伝えるのは容易ではありません。
ロゴは、その団体独自の「信念」を視覚的に伝える役割を担います。
例えば、「一人ひとりの才能を解放すること」を信念とする団体ならば、硬い殻を破って芽吹く種のようなデザインでその価値観を示すかもしれません。一方で、「誰一人取り残さないセーフティネットを築くこと」を信念とする団体ならば、優しく包み込むような、あるいは支え合うような形でその哲学を表現するでしょう。
このようにロゴは、単に活動内容を絵解きするのではなく、「私たちは、こういうことを何よりも大切にしている団体です」という、最も伝えたい核心的なメッセージを一つのシンボルに凝縮します。
この最初の共感の芽生えこそが、人々を「もっと知りたい」という次のステップへと導き、未来の支援者や協力者との、かけがえのない関係を育む第一歩となるのです。
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生きたロゴの影響力は、団体の内側にも深く及びます。それは、個々のスタッフやボランティアを、同じ信念を共有する一つのコミュニティへと変える力です。
なぜなら、そのロゴは単なる共通のマークではありません。これまで述べてきたように、それは団体が社会に対して掲げた「私たちは、これを信じ、これを成し遂げる」という価値観の旗印そのものだからです。
関係者がその旗印の入った資料を使ったり、身につけたりする時、彼らは単に組織の一員であることを示しているのではありません。それは「私自身が、この旗に示された信念に共感し、その実現にコミットしている」という、個人的で、かつ誇り高い意思表示となります。
この、一人ひとりの内なる意思がシンボルを通じて可視化され、共有されることで、表層的な連帯感とは質の異なる、深く、強固な結束が生まれるのです。
さらに、その旗印は、団体の外へも力強くはためきます。
社会には、あなたの団体と同じ価値観や問題意識を持ちながらも、まだどこにも繋がれていない人々が数多く存在します。彼らは、自らの想いを託せる場所を探しています。
団体の信念を明確に体現したロゴは、そうした人々にとっての「灯台の光」となります。その光に引き寄せられるように、団体の価値観に心から共鳴する人々が集まってきます。それは、単に人手を集めるのとは全く違います。ミッションへの理解が深く、モチベーションの高い、まさに「仲間」となるべき人々を引き寄せる力なのです。
こうしてロゴは、内に向かっては組織の求心力を高め、外に向かっては未来の仲間を惹きつける、活動の持続的な発展に不可欠な循環を生み出します。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
ロゴは、NPOにとって一体どのような存在なのでしょうか。それは、難しいものではなく、あなたの団体の活動を助けてくれる、とても身近なものです。
初めて会う人に「私たちは、真剣に活動している団体です」という信頼を届ける、きちんとした名刺のように。
たくさんの情報の中で「あ、あの団体の活動だ!」と仲間や支援者に見つけてもらうための、団体の顔のように。
言葉を尽くさなくても「こんな社会を目指しています」という温かい想いを伝える、シンボルのように。
そして、スタッフやボランティアが「自分もこの一員だ!」と誇りを持てる、チームの旗印のように。
「うちにはまだ早い」「予算がないから…」
活動に追われていると、ロゴはどうしても後回しになりがちです。そのお気持ちは、とてもよく分かります。
ですが、もしよろしければ、少しだけ見方を変えてみてください。ロゴづくりは、単にマークを「買う」ことではありません。それは、あなたの団体の未来にとって、かけがえのない「人」や「信頼」という財産を育むための、大切な一歩なのです。
ロゴという共通の旗印があることで、その旗に共感した、同じ想いを持つ素晴らしい仲間が、もっと集まってくるかもしれません。
難しく考える必要はありません。
まずは、「私たちの活動の、一番大切な想いってなんだろう?」と、仲間と話し合うことから始めてみませんか。その想いに形を与えるプロセスは、団体の原点を見つめ直し、未来へ向かう力をくれる、貴重な時間となるはずです。
どんなことでもお気軽にお問い合わせ下さい。
合わせて読みたい:伝わるロゴの作り方|非営利団体の想いを形にするデザインのコツ
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「私たちの活動にかける想いは、会って話せば伝わるのに…」そう感じたことはありませんか?
しかし、現実には、すべての支援者や市民と直接対話することは不可能です。あなたが眠っている間も、別の場所で活動している間も、ウェブサイトやチラシの上で、あなたの代わりに団体の想いを伝え続けてくれる存在。それが「ロゴ」です。
ロゴは、単なるマークではありません。それは、あなたの団体が大切にしている価値観や情熱を凝縮した、寡黙で、力強い「分身」です。
もし、今のロゴが何も語りかけてこないとしたら、それはまだ単なる「図形」に過ぎません。どうすれば、その図形に「魂」を吹き込み、理念を語る「分身」へと育て上げることができるのか。その具体的な思考プロセスを、一緒に紐解いていきましょう。
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ロゴづくりは、まず仲間とテーブルを囲み、自分たちの想いを改めて言葉にしていく、温かい対話の時間から始まります。
それは、これから生まれる「分身」に、どんな魂を吹き込むかを決める、とても大切なプロセスです。この「分身」の人格となる「生きた言葉」を、皆で一緒に集めてみませんか?
以下の問いは、その対話のヒントになるかもしれません。
-私たちの活動が、社会に届けられている独自の価値とは何でしょうか?
-私たちの活動が成功した先に、どんな世界が待っているでしょうか?
-その未来を実現するために、私たちは社会にとってどんな存在でありたいでしょうか?
このステップでは、集めた言葉や想いを、具体的なイメージへと繋げていきます。
「私たちの信念を、もし一人の人格にするなら、どんな顔つきで、どんな声をしているだろう?」そんな風に、自由に想像を広げてみてください。
例えば、「一人ひとりの才能を解放すること」を信念とする団体ならば、その分身は、未来への可能性を感じさせる明るい表情と、開放的な身振り手振りをしているかもしれません。一方で、「誰一人取り残さないこと」を信念とする団体ならば、その分身は、安心感を与える穏やかな表情で、人を包み込むような姿勢をしているでしょう。
このように、皆さんが大切にしている「あり方」が、自然と分身の顔つきや佇まい、つまりロゴの骨格を決めていくのです。
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これまでの対話で集めてきた、かけがえのない「想い」。いよいよ、それを誰もが見てわかる、たった一つのシンボルへと形づくっていくステップです。
ロゴづくりは、単に絵を描く作業とは少し違います。それは、皆さんの団体が大切にしている「価値観」や「信念」といった、目には見えないものを、色や形といった「視覚の言葉」へと、丁寧に翻訳していく創造的なプロセスです。
もし、このプロセスの中で「客観的な視点が欲しい」「想いを形にする、専門的な助けが必要だ」と感じたなら、デザイナーが「伴走者」として、その役割を担うことができます。
伴走者として、皆さんの想いを形にするために、主に次のような役割を担います。
デザイナーの最初の役割は、何よりもまず、皆さんの想いを深く「聞く」ことです。なぜこの活動を始めたのか、どんな未来を夢見ているのか。皆さんの言葉に深く耳を傾け、時に客観的な問いを投げかけます。その対話を通じて、「この団体の、一番伝えたい魅力はこれだ」「私たちのシンボルの核はここにある」というデザインの原石、すなわちロゴに宿すべき「魂」の輪郭を、皆さんと一緒に見つけ出していきます。
見つけ出した「魂」の輪郭をもとに、「私たちのロゴは、社会に『安心感』を届けるべきだ」「いや、『希望』を象徴するものにしよう」といった、デザインが目指すべきゴールを言葉やイメージで明確にします。これが、後のデザイン作業で決して道に迷わないための、チーム全員が共有する大切な羅針盤となります。
そして、具体的なデザイン作業が始まります。なぜこの色なのか、なぜこの形なのか、なぜこの書体なのか。デザイナーは、感覚だけに頼るのではありません。羅針盤が指し示すゴールに向かって、すべての要素に意味を込め、理念と結びつけながら論理的にデザインを組み立てていきます。
もちろん、論理的な設計はロゴの土台として非常に重要です。しかし、その設計の根拠となるのは、論理だけでは捉えきれない、団体の「存在理由」そのものではないでしょうか。
人の心を本当に動かすのは、その土台に、団体の「意志」が魂として宿った時だと、私たちは信じています。
ここからが、私たちの最も大切にしているプロセスです。
私たちは、まるで『イタコ』のように、対話を通じて感じ取った皆さんの言葉にならない情熱や願いを、ロゴという器に憑依させ、魂を宿らせます。
それは、単に想いを「反映」するのではありません。団体の皆さんが内に秘めている熱量そのものを、デザイナーが自らの身体を通して感じ取り、シンボルという形に「下ろす」のです。このプロセスを経て初めて、ロゴは単なる図形を超え、生きた存在となります。
魂が宿ったロゴが、社会の様々な場面でその力を発揮できるよう、最終的な調整を行います。ウェブサイトでも、小さな名刺でも、きちんとその役割を果たせるか。何年先も古びずに輝き続けられるか。そうした長期的な視点でデザインを検証し、団体の活動と共に成長していける、大切な「資産」として磨き上げていきます。
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ロゴづくりは、単にデザインを選ぶ作業ではないこと。そして、そのプロセス自体が、団体にとってかけがえのない財産となり得ること。そのことを、少しでも感じていただけたなら幸いです。
それは、自分たちが何者であり、どこへ向かうのかという原点を見つめ直し、その魂の輪郭を確かめていく、創造的な対話のプロセスです。
そうして生まれたシンボルは、もはや単なるマークではありません。対話の中から見つけ出した想いを、時に論理的に、時に『イタコ』のように憑依させ、魂を宿したロゴ。それは、団体の「意志」そのものが宿った、寡黙で、力強いパートナーです。
その旗印を見るたびに、団体の仲間は自らの使命を再確認し、誇りを感じるでしょう。そして、その旗印が放つ光に、同じ想いを持った未来の仲間や支援者が、きっと引き寄せられてくるはずです。
ロゴの完成は、ゴールではありません。その魂の宿った旗印を掲げ、新たな仲間と共に、次の活動の海へと漕ぎ出していく、新しい旅の始まりなのです。
あなたの団体の、その尊い「想い」が、確かな形となって社会に届くことを、心から願っています。
どんなことでもお気軽にお問い合わせ下さい。
「Instagram広告は気になるけど、費用対効果はどうなの?」「昔ながらのポスティングの方が効果があるんじゃないの?」そんな疑問をお持ちではありませんか? 実際に1万円の予算でInstagram広告とポスティングを比較した場合、どのような違いがあるのかシミュレーションしてみましょう。
| Instagram広告 (1万円) |
ポスティング (1万円) |
|
|---|---|---|
| リーチ数 | 数千~数万人 | 数百~数千世帯 |
| ターゲット精度 | 高 | 低 |
| エンゲージメント | 期待できる | 低 |
| 効果測定 | 詳細に可能 | 困難 |
| 獲得見込み顧客数 | 1人程度 | 0人~0.25人程度 |
上記のシミュレーションはあくまで一例であり、実際の結果は様々な要因によって変動します。しかし、一般的にInstagram広告はターゲティング精度が高く、より多くの潜在顧客にリーチできる可能性があり、効果測定も容易です。一方、ポスティングは広範囲に配布できるものの、ターゲット層への訴求力や効果測定の面で課題があります。
もちろん、地域密着型のビジネスなど、ポスティングが有効なケースもありますが、例えば、オンライン講座の集客においては、Instagram広告の方が効率的に見込み顧客を獲得できる可能性が高いと言えるでしょう。
大切なのは、それぞれのメリット・デメリットを理解し、あなたのビジネスやターゲット層に合った集客方法を選択することです。Instagram広告をまだ試したことがない方は、まずは少額予算から試してみて、効果を検証してみることをおすすめします。
「どうしてロゴが欲しいのか。その答えがないのなら、ロゴはいらない。」
少し厳しい問いかけから始めてしまいました。でもこれは、私たちがロゴ制作という仕事に向き合う上で、何より大切にしている出発点です。
なぜなら、明確な「なぜ」がないままに作られたロゴは、ただの飾りになってしまうからです。
もし、あなたの答えがこのあたりに近いのなら、一度立ち止まって考えてみてください。そのロゴは、本当にあなたのビジネスを未来へ押し進める存在になってくれるでしょうか。
この記事では、あなたのビジネスの「顔」となるロゴをつくるための、2つのアプローチをご紹介します。読み終える頃には、最初の問いへの、あなたなりの答えがきっと見つかっているはずです。
今の時代、AIを使えば驚くほど手軽にロゴの「形(What)」を作れます。屋号や事業内容を入力するだけで、数秒後にはたくさんのデザイン案が現れます。


・たくさんのアイデアの中から、ヒントを見つけたい時。
・まずは費用をかけずに、一歩を踏み出したい時。
AIとの対話の中で「これが合う」と感じる形に出会えたなら、それは素晴らしいスタートです。そのロゴを掲げて、まずは前に進んでください。
ただし、AIで作成したロゴには著作権・商標権に関する注意が必要です。この分野は議論が続いており、今後の法改正や判例によって大きく変わる可能性があります。最新情報の確認をおすすめします。
AIはたくさんのデザイン案を出してくれます。でも、その中から一つを選ぶ段になって、こんな風に感じていませんか?
・綺麗だけれど「自分のビジネスらしさ」が薄い
・このロゴの意味を、お客様に堂々と説明できる自信がない
その「なんか違う」はとても大切なサインです。AIはあなたの言葉を理解できますが、その言葉が生まれる背景にある「こだわり」や「熱量」までは、まだ汲み取れていないことが多いからです。
私たちの仕事は、その「なんか違う」を一緒に言葉にし、「これだ!」と腑に落ちる形にしていくことです。
Tiramisuのロゴ制作は、「なぜあなたのビジネスにロゴが必要なのか」という問いから始まります。
私たちは、まずあなたとの対話に時間をかけます。なぜ、この事業を始めたのか。どんなお客様の顔を思い浮かべながら、日々仕事をしているのか。5年後、10年後、どんな会社でありたいか。
対話を通じて、ビジネスの「存在理由」を一緒に掘り下げます。その揺らぎのない「なぜ(Why)」が見つかったとき、初めて「何を作るか(What)」へ進みます。
私たちは、論理的な設計だけではなく、対話の中で感じ取ったあなたの「言葉にならない想い」まで読み取り、ロゴという形に注ぎこみます。
それはまるで、あなたの事業への想いを通訳する「翻訳家」のようであり、その想いをロゴに降ろす「イタコ」のようでもあります。
このプロセスを経たロゴは、単なるマークではありません。あなたの「こだわり」や「覚悟」が宿った、大切なパートナーになります。
もしかすると、最初はAIから始めるのが自然かもしれません。AIの作ったロゴに心から満足できるなら、それも素晴らしい答えです。
でも、もし。
その手軽さの先で「物足りない」と感じたり、「自分たちのこだわりが表現し切れていない」と思ったりしたなら。
その感覚こそが、次のステージへ進むためのサインです。
それはきっと、「自分のことをちゃんと理解してくれるお客様と出会いたい」という気持ちが、心の中に生まれ始めているサインです。
そして何より、「なぜロゴが欲しいのか、その答えを誰かと一緒に見つけたい」そう思っていただけたなら、ぜひ私たちに話を聞かせてください。
デザインの話をする前に、まずは、あなたのビジネスの「なぜ」から。
ご連絡を、心よりお待ちしています。
どんなことでもお気軽にお問い合わせ下さい。
Instagramは、地元で商売をしている方にとって、効果的に集客できるツールです。しかし、広告の出し方がよくわからないという方も多いのではないでしょうか?今回は、予算1万円でどれくらいの人にリーチできるのか、またInstagram広告ならではのメリットについて解説します。
Instagram広告は、予算に応じてリーチする人数が変わります。例えば、1万円の予算で広告を出した場合、以下のような結果が期待できます。

Instagram広告の出稿に、パソコンは必須ではありません。お手持ちのスマホだけで可能です。初めての場合、「ターゲット設定」や「リーチ数」といった言葉の意味や、効果的な使い方に迷うかもしれません。また、予算を最大限に活かす方法は、ビジネスの内容によって工夫が必要です。でも、大丈夫。まずは少額からでも広告を出してみましょう。それが、最も早く学び、成果につなげるためのステップです。
難しく考える必要はありません。まずは以下の簡単なステップで、あなたのビジネスを地域の人に知らせてみましょう。
1.ビジネスアカウントへの切り替え
まだの場合は、Instagramの設定から「プロアカウント(ビジネス)」に切り替えます。無料ででき、広告機能や分析ツールが使えるようになります。
2.反応の良い投稿を選ぶ
あなたの過去の投稿の中で、「いいね!」やコメントが特に多かったものを選びます。それが、多くの人の興味を引くコンテンツのヒントになります。
3.「投稿を宣伝」ボタンをタップ
選んだ投稿の下にある「投稿を宣伝」ボタンを押し、画面の指示に従ってターゲットや予算(例:1日1,000円を10日間)を設定すれば完了です。
広告を配信してみると、「何人が見てくれたか」「何回クリックされたか」といった具体的な数字がリアルタイムで分かります。これがInstagram広告の面白いところです。しかし同時に、「思ったよりクリックされないな」「本当にこれで伝わっているのかな?」といった新たな疑問や課題が見えてくるかもしれません。
運用に慣れてきたら、次に見直すべきは広告の「質」、つまりデザインです。
同じ予算、同じターゲット設定でも、ユーザーの目を引き、心を動かすデザインを使うだけで、クリック数や来店につながる可能性は2倍、3倍にもなり得ます。
「自分で作るには限界がある」「どんなデザインが効果的なのか分からない」もしあなたが次のステップに進みたいとお考えなら、私たちは、あなたのビジネスの強みを引き出し、届けたいお客様に的確にアピールするデザインをご提案します。
どんなことでもお気軽にお問い合わせ下さい。
印刷物が届いた。手に取って、ぱらぱらとページをめくる。ふと、指が止まった。スレがある。思ったよりも大きい。うっすらではなく、しっかりと。
こういうのは気になる。仕方がない。デザインを生業にしていると、こういう細部にどうしても目が行ってしまうものだ。
気になったら、とりあえず聞いてみる。電話をかける。印刷会社の担当者が出た。要件を伝えると、向こうは落ち着いた声でこう言った。
「スレはありますが、文字は読めますよ。」
なるほど、確かに、読める。読めるには読める。でも、それでいいのか。
これを手に取った人は、ただ「読める」と思うのか、それとも「なんだか汚れている」と感じるのか。
「文字は読める」—— それが基準になるなら、ずいぶんと潔い話だ。刷り直すよりも、そのまま使った方がいい。エコロジーの観点からすれば、たしかに正しい。インクも紙もエネルギーも余計に使わずに済む。
でも、だからといって見た目の問題を無視していいのか。「ミスプリントですか?」と問われるような仕上がりなら、デザインとしては失格ではないか。
こだわる。けれど、こだわりがムダを生むこともある。デザインとは、そういう矛盾を抱えながら進めていくものなのかもしれない。もし社会全体が「文字は読めればOK」という基準を受け入れたら、どれほどの印刷物がB品にならずに済むだろう。どれほどの資源が無駄にならずに済むだろう。
エコとかサステナブルとか、最近はよく聞くけれど、それは本当に無駄をなくすためのものなのか。それとも、作り手の気休めに過ぎないのか。
意識を変えるには、社会全体が動かなければならない。でも、一人でどうにかできるものでもない。
それでも、デザインで何かを変えられるなら。それができたら、どんなに楽しいだろう。
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