「日誌」カテゴリーアーカイブ

フジテレビ「タカトシ温水の路線バスで!」にて

フジテレビ・ぶらぶらサタデー「タカトシ温水の路線バスで!」にて風を売る商店が登場します。

風を売る商店は、Tiramisuが企画・デザインを手がける、ぬいぐるみと雑貨のお店です。

番組内で、私たちがデザインした厚木の風や、ラッピングバスを紹介していただきます。

【番組名】
タカトシ温水の路線バスで!
伝統の大山詣り~再開発タウン海老名
「江戸から続く伝統の大山詣りで江戸っ子の粋にふれる!絶景神社カフェで升ティラミスや大山肉とうふめしを味わい、風を売るという不思議な商店&ビナ横丁散策」

【放送日】
9月19日(土) 12:00~13:30

風を売る商店 Instagram X HP
Tiramisu Instagram X
やゆようこ Instagram X

小学校「総合的な学習」の授業に講師として協力しました

2026年7月3日、厚木市立戸室小学校6年生の「総合的な学習・キャリア教育」の授業に講師として協力しました。

嬉しいことに、イラストに興味がある子が「やゆようこ」を見つけ、担任の先生にリクエストがあったそうです。
熱心なその先生が、「緑のまつり」や「青空おやつ」、「風を売る商店」の開催時に足を運んでくださり、実現しました。

【授業の内容】
・グラフィックデザイナーの仕事や、地域のボランティア活動についての講話
・児童のみなさんによるインタビュー
・お絵かき体験

先生の提案で、青空おやつのように絵を描く時間が設けられ、少しの時間ですが、iPadでお絵かき体験もしました。

総合的な学習

はじめての授業で緊張しましたが、子どもたちのまっすぐな質問や純粋な感想は、私にとっても大きな刺激になりました。

これまでも、デザインオフィスティラミスでは、体験型ゲーム、青空おやつなどを通じて、地域で多くの子どもたちと関わってきました。

こうしたこれまでの経験も活かし、学校の授業(キャリア教育・総合的な学習など)への協力を、今後も積極的に行っていきたいと思っております。

ご興味ある先生、団体の方がいらっしゃいましたら 、ぜひお気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。

お問い合わせ

テレビ東京「モヤモヤさまぁ〜ず2」にて

このたび、「風を売る商店」が、テレビ東京「モヤモヤさまぁ〜ず2」で紹介されることになりました。

風を売る商店は、Tiramisuが企画・デザインを手がける「あつお」グッズのお店です。

放送では、さまぁ〜ずのお二人と齋藤陽アナウンサーがどのように風を売る商店を訪れるのか、ぜひご覧ください。

【番組名】
モヤモヤさまぁ〜ず2
【放送日】
2026年6月20日(土)

意見に責任はない

人は気軽に意見を言う。「そっちのほうがいいと思う」「やめたほうがいいんじゃない?」その言葉は、ときに親切で、ときに無責任だ。そして多くの場合、その両方が混ざっている。言われた側はつい、その言葉に重みを感じてしまう。声の大きさや自信のある言い方に引っ張られて、それがまるで正解のように見えてくる。でも冷静に考えてみれば、その意見は、その人の経験の一部であり、その瞬間の考えであり、その人の立場から見えた断片にすぎない。

やっかいなのは、意見を言った人は、その後の結果を引き受けないということだ。うまくいっても失敗しても、その人の生活はほとんど変わらない。だから人は自由に意見を言えるし、簡単に変えることもできる。それにもかかわらず、私はその言葉に揺れる。否定されると不安になり、多数の声に安心し、「間違えたくない」という気持ちから、判断を他人に預けてしまう。

けれど、本当に重いのは意見ではなく、選択のほうだ。どの意見を採用するのか、どの方向に進むのか。その結果は、最終的に自分に返ってくる。責任は、言う人ではなく、選ぶ人にある。だからこそ必要なのは、意見をそのまま受け入れることではなく、距離を取ることだ。参考にはする。でも、鵜呑みにしない。自分の中で一度ほどく。

人の意見は、思っているより軽い。そして自分の選択は、思っているより重い。軽いものに振り回されて、重いものを手放さないこと。それだけで、判断は自由になる。

ワークショップ:こころの

←小さなことば

やさしさをふやすしくみ

公園にブルーシートを広げ、画板とクレパスを並べて待ちます。しばらくすると、子どもたちが「何してるの?」と聞いてきます。私は「お絵描きするとおやつがもらえるよ」と答えます。公園で子どもたちに絵を描いてもらい、その絵をおやつと交換する。青空おやつは子どもたちの絵を通して、やさしさの循環を生み出す取り組みです。
 
子どもたちが描いた絵は、その絵を持ち帰るか、青空おやつに預けるかを自分で決めてもらいます。おやつを渡すときに、預けられた絵が未来のおやつになることや、今もらったおやつは、前に誰かが描いた絵から生まれたことを伝えます。

子どもたちから預かった絵は、「おやつのたね」を購入してくれた人の元に送られます。販売方法はネットや展示など、やさしさを増やしたいと思う人々の協力によって成り立っています。おやつ代がない場合は無理に開催しない方針で、これまで月に一度のペースで、5年以上開催し続けています。

最初は、公園で立っている私たちを怪しんでいる人もいました。「飲食物を配るのは心配だ」と言われたこともありました。しかし、少しずつ子どもたちに知ってもらえるようになって、今では私たちを見つけると「今日は青空おやつの日なの?やる〜」と走ってきてくれる子が増えました。

ブルーシートを敷くとそこが居場所になる。青空おやつは困難に直面する前に、ゆるく支え合うための活動です。立派な施設も資格もいらず、必要なのはやさしさを持った人です。商品ではなくやさしさを流通させることが目的で、誰でも気軽に参加できます。

私が子どもの頃、みんなが一円ずつ出し合えばこの世に不幸な人はいなくなると思っていました。クラウドファンディングでそれが実現できる今、戦争はなくなっていません。リーダーやヒーローの出現を待つのではなく、一人ひとりが小さなやさしさを持ち寄り、大きな世界を変えていくことで、平和でやさしい世界を築きたいです。

青空おやつについて

ラッピングバスのデザインができるまで

こちらでは、Tiramisuがデザインを担当させていただいた、厚木市制70周年記念ラッピングバスのデザイン制作プロセスをご紹介します。

制作スケジュール

・5/28:デザイン依頼
・6/28:70周年ロゴ決定(公募)
・7/09:デザインデータ入稿
・7/19:色校正
・8/02:ラッピング施工
・8/03:ラッピングバス運行開始

デザインのご依頼から入稿まで、約1ヶ月というタイトなスケジュールで進行しました。この約30日間を、アイデア出し、制作、修正にそれぞれ10日間ずつ充て、効率的な進行を心がけました。もちろん、他の業務と並行していたため、実際にデザインにかけられる時間はさらに限られていました。

私の制作スタイルは、単に時間をかければ良いというものではありません。各案件には「最適な時間」があると考えています。長すぎず短すぎず、その最適な時間を見極めることが、良い結果に繋がると信じています。

制作ノート

「厚木市を表すもので、過去から現在、そして未来まで消えずに残るものは何か?」その問いから生まれたのが、厚木市の市章と市の花「さつき」を組み合わせたデザインです。

厚木市の市章は昭和25年から受け継がれており、「あつぎ」の3文字と鮎3尾を「あ」の字型に図案化し、市民の和合と発展を象徴しています。また、厚木市の花「さつき」は、豊かな自然を表す代表的な花です。この二つをデザインの主要なモチーフとしました。

さつきの花をモチーフにすると決めた後、まずは事務所の前に咲くさつきをじっくり観察し、その構造を分解するところから始めました。


さつきの花のイメージを掴むため、まずはAIでの画像生成を試みました。しかし、残念ながら求めている「これはいけそうだ!」という手応えは得られず、気持ちを切り替えて次のアプローチへと進みました。


ラッピングバスのデザインにはいくつかの制約があります。特に上部の赤い部分にはデザインを配置できません。他にも細かな規定があるため、ここでは割愛します。また、デザインはバス会社だけでなく、行政案件の場合は行政の審査もクリアする必要があります。


まずは、さつきの写真を切り抜いてバスのレイアウトに配置し、イメージを確認しました。この段階ではまだ半信半疑でしたが、「これなら何とかいけるかもしれない」という手応えも同時に感じられました。


次に、さつきのグラフィックを丁寧に作り込み、デザインとして機能するかどうかを検討しました。


「ハレの舞台」にふさわしい、記憶に残るグラフィックイメージをさつきの花で表現することを目指しました。特に、第一印象で華やかさと洗練さを感じさせるよう、形と色に細心の注意を払いました。さらに、さつきの花と市章の形状が似ている点に着目。並べた際に相性が良く、統一感のあるデザインになるよう工夫しました。


市制70周年という節目を、単なる数字としてではなく、厚木の歴史と未来を繋ぐものとして表現したいと考えました。これまでの60年、50年、40年といった歩みが現在の豊かな厚木を築き、それがさらに次の時代へと発展していく。この思いを込めて、市章の隣に1から70までの数字を配置しました。これは、過去の積み重ねと現在の繁栄を祝い、そしてバス後部に掲げたキャッチフレーズが示す未来へと、その思いを繋いでいくことを象徴しています。


市章は一定のパターンに限定せず、バスの形状に合わせた有機的な配置を施しました。市章が集まって動きを持つことで、厚木市民の和合を表現しています。配置は完全に自由ではなく、社会のルールのように一定の規則性を持たせています。また、鮎が泳いでいる様子も想起させるデザインとなっており、市章の由来である「あつぎ」と「鮎」の両方の意味を含ませています。


バスの右側と左側で異なるデザインを制作しました。規則性を持たせつつも動きを感じさせるデザインになるよう調整を重ね、「これならいける」という確かな手応えを得ることができました。

初稿


提出した初稿がこちらです。

修正稿

初稿提出後、「ドアの70周年をもっと目立たせてほしい」という要望と、「バス後方の誕生日ケーキを外してほしい」という要望がありました。


初稿では、厚木の市章に1から70までのナンバーを添え、1をバースデーケーキに見立て、厚木名産の苺で厚木の誕生を表現していました。


バス後方の誕生日ケーキを外すとデザインのバランスが崩れるため、代わりに「70th anniversary Atsugi City」と「1 February 2025」を追加しました。

また、「ドアの70周年をもっと目立たせてほしい」というリクエストには、ドアのデザインを2パターン用意し、その中からB案が採用されました。

決定稿

こうして、厚木市制70周年記念ラッピングバスのデザインは形になりました。私自身、初めての試みだったため、この貴重な経験を備忘録として、またこれから同様のデザインに挑戦される方々の一助となることを願って、ここに記録しました。

お問い合わせ

どんなことでもお気軽にお問い合わせ下さい。

はじめてのロゴデザイン制作

ロゴは、本当に必要でしょうか?

「どうしてロゴが欲しいのか。その答えがないのなら、ロゴはいらない。」

少し厳しい問いかけから始めてしまいました。でもこれは、私たちがロゴ制作という仕事に向き合う上で、何より大切にしている出発点です。

なぜなら、明確な「なぜ」がないままに作られたロゴは、ただの飾りになってしまうからです。

・とりあえず、ないと格好がつかないから
・みんな持っているから
・なんとなく、オシャレな感じにしたい

もし、あなたの答えがこのあたりに近いのなら、一度立ち止まって考えてみてください。そのロゴは、本当にあなたのビジネスを未来へ押し進める存在になってくれるでしょうか。

この記事では、あなたのビジネスの「顔」となるロゴをつくるための、2つのアプローチをご紹介します。読み終える頃には、最初の問いへの、あなたなりの答えがきっと見つかっているはずです。

アプローチ1:AIで「何を作るか(What)」から始める

今の時代、AIを使えば驚くほど手軽にロゴの「形(What)」を作れます。屋号や事業内容を入力するだけで、数秒後にはたくさんのデザイン案が現れます。

ChatGPTが制作したロゴ

Geminiが制作したロゴ

【AIが、心強い味方になるのはこんな時】

・すぐ使えるシンボルが何よりも必要な時。

・たくさんのアイデアの中から、ヒントを見つけたい時。

・まずは費用をかけずに、一歩を踏み出したい時。

AIとの対話の中で「これが合う」と感じる形に出会えたなら、それは素晴らしいスタートです。そのロゴを掲げて、まずは前に進んでください。

ただし、AIで作成したロゴには著作権・商標権に関する注意が必要です。この分野は議論が続いており、今後の法改正や判例によって大きく変わる可能性があります。最新情報の確認をおすすめします。

参考:AIと著作権について(文化庁HP)

【AIの提案にしっくりこないと感じたなら】

AIはたくさんのデザイン案を出してくれます。でも、その中から一つを選ぶ段になって、こんな風に感じていませんか?

・どれも悪くないけれど、決め手に欠ける

・綺麗だけれど「自分のビジネスらしさ」が薄い

・このロゴの意味を、お客様に堂々と説明できる自信がない

その「なんか違う」はとても大切なサインです。AIはあなたの言葉を理解できますが、その言葉が生まれる背景にある「こだわり」や「熱量」までは、まだ汲み取れていないことが多いからです。

私たちの仕事は、その「なんか違う」を一緒に言葉にし、「これだ!」と腑に落ちる形にしていくことです。

アプローチ2:Tiramisuと「なぜ作るか(Why)」から始める

Tiramisuのロゴ制作は、「なぜあなたのビジネスにロゴが必要なのか」という問いから始まります。

私たちは、まずあなたとの対話に時間をかけます。なぜ、この事業を始めたのか。どんなお客様の顔を思い浮かべながら、日々仕事をしているのか。5年後、10年後、どんな会社でありたいか。

対話を通じて、ビジネスの「存在理由」を一緒に掘り下げます。その揺らぎのない「なぜ(Why)」が見つかったとき、初めて「何を作るか(What)」へ進みます。

私たちは、論理的な設計だけではなく、対話の中で感じ取ったあなたの「言葉にならない想い」まで読み取り、ロゴという形に注ぎこみます。

それはまるで、あなたの事業への想いを通訳する「翻訳家」のようであり、その想いをロゴに降ろす「イタコ」のようでもあります。

このプロセスを経たロゴは、単なるマークではありません。あなたの「こだわり」や「覚悟」が宿った、大切なパートナーになります。

もしかすると、最初はAIから始めるのが自然かもしれません。AIの作ったロゴに心から満足できるなら、それも素晴らしい答えです。

でも、もし。

その手軽さの先で「物足りない」と感じたり、「自分たちのこだわりが表現し切れていない」と思ったりしたなら。

その感覚こそが、次のステージへ進むためのサインです。

それはきっと、「自分のことをちゃんと理解してくれるお客様と出会いたい」という気持ちが、心の中に生まれ始めているサインです。

そして何より、「なぜロゴが欲しいのか、その答えを誰かと一緒に見つけたい」そう思っていただけたなら、ぜひ私たちに話を聞かせてください。

デザインの話をする前に、まずは、あなたのビジネスの「なぜ」から。

ご連絡を、心よりお待ちしています。

お問い合わせ

どんなことでもお気軽にお問い合わせ下さい。

人生は海老フライで決まらない

「じゃあ、つまんないね。」

その言葉を聞いたとき、私は少し驚きました。海老を食べられないだけで、そんな風に決めつけられるなんて。

「すごく楽しいですよ。」

そう答えると、相手は少し戸惑ったような表情を浮かべ、こう尋ねました。

「だって、海老フライも食べられないんでしょ? 」

その質問に、一瞬どう返せばいいか迷いました。たぶん、相手にとっては、美味しいものを食べることが人生の楽しみそのものなのだと思います。好きな料理を味わえないと、日常が台無しになってしまうと感じるのかもしれません。

でも、私の人生は、たった一つの出来事で決まるものではありません。映画がたくさんのシーンでできているように、私の日々もさまざまな瞬間が重なってできています。もし、相手が一部の出来事だけで全体を判断するなら、それは本の表紙だけで結末を決めるようなものです。

実は私には、秘めていた感情がありました。目の前の相手が、ほんの一部分だけを見て「つまらない」と決めつけるその態度には、その人自身の視野の狭さがにじんでいるように感じたのです。もちろん、その気持ちは直接は伝えませんでしたが、どこかで伝わっていたのかもしれません。

ワークショップ:こころの

←小さなことば