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ティラミスでの制作過程をご紹介します。

オンラインストア制作|彩花

東京都世田谷区にある花処「彩花」のオンラインストアを制作しました。

じゅん散歩でも紹介された「彩花」さんは、花屋だけど花屋でないこともやっているというユニークなお店です。

オンラインストア

彩花さんにはホームページを作った際に「ゆくゆくはオンラインストアもやりたい」とお話をうかがっていました。彩花さんが取り扱っている和バラは都内ではここでしか買えないものです。ですので「通販をしてほしい」という声がたくさん出てきたため、オンラインストアをつくりたいとのご希望でした。

どこのシステムを使うか?

現在、オンラインストアのシステムは無料から有料のものまで色々な選択肢があります。メリット、デメリットは「何をどれだけ売るか」などで変わってきます。今回は使いたい機能やランニングコストを考えて「カラーミーショップ」を選択しました。

一番大切なこと

彩花さんがショッピングページで一番大切にされている事は、大手の花屋さんのような細分化されたカテゴリー分けや、分かりやすさではなく「花を贈る方の想い・イメージが相手の方に届くこと」でした。

大切なのは「贈る方の想い・イメージが届くこと」と話す彩花の主人と女将。それをコンセプトとしてしっかりと明記。
大切なのは「贈る方の想い・イメージが届くこと」と話す彩花の主人と女将。それをコンセプトとしてしっかりと明記。

機能をそぎ落とす

一番大切なことを伝えるために、使えるありったけの機能を使うのではなく「本当に必要なものだけを厳選して使う」ことにしました。必要のない情報をたらい回しにさせられるよりも、大切な人に大切な想いが直接伝わるように。

絞り込まれたメニュー
必要最小限に絞り込まれたメニュー、カテゴリー分け。

完成

出来上がったオンラインストアは彩花の主人、女将、お二人の想いが伝わるものになったのではないかと思います。主人の石田さまはオンラインストアが完成して「みなさまとの懸け橋が開通しました」とおっしゃられてました。その人柄を現すような言葉に作った私たちもうれしくなりました。

彩花オンラインストア
 

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パンフレット|やまなみ農園

きっかけ

やまなみ農園を知ったのはティラミスで名刺を担当した「神奈川の酒処相模屋」さんが主催するファーマーマーケットでした。

そこでやまなみ農園の鈴木さんが作った野菜を買い、その野菜のおいしさと鈴木さんがやっている提携販売というものに興味を持ちました。なぜ提携販売に興味を持ったのかというと、ちょうどその頃「食べることも愛することも、耕すことから始まる-脱ニューヨーカーのとんでもなく汚くて、ありえないほど美味しい生活」という本を読んでいて、そこに提携販売について触れる所があり、しかも提携販売の発祥は日本であるということが書いてあったからです。

この本で提携販売に興味を持ちました。
この本で提携販売に興味を持ちました。

やまなみ農園の野菜は美味く、興味もあったので提携販売をお願いしました。

提携販売に触れる

そんな縁があり、提携販売を開始しました。すると野菜は生産者の鈴木さん自ら届けてくれます。その際に鈴木さんは持ってきてくれた野菜の話をしてくれます。中には見たこともない野菜があり、オススメの調理法なども教えてくれます。こうして鈴木さんが来るたびに私たちは野菜について様々なことを知るようになりました。

鈴木さんから仕入れた知識をティラミスの個展で披露しました。
鈴木さんから仕入れた知識をティラミスの個展で披露しました。

良いことばかりではない

安くて、うまくて、安心できる。「提携販売は良いところしかないじゃないか」と思うけれど、不便な所もあります。スーパーのように一年中同じ品揃えがあるわけではないし、天候が悪ければセット野菜の量も減ってしまいます。しかし私たちはそれを不便だとは思いませんでした。それは「どうしてそうなるのか?」ということを鈴木さんがちゃんと説明してくれていたからです。

せっかく作った野菜がイノシシや鹿にやられてしまうこともあるそうです。
虫はすべて手でとります。せっかく作った野菜がイノシシや鹿にやられてしまうこともあるそうです。

パンフレット制作の依頼

提携販売をはじめてから一年ほどたったころでしょうか、鈴木さんから提携販売先を増やすためのパンフレットの依頼をいただきました。

「便利=良い」というわけではない

私たちが提携販売で知ったことは、便利さと引き換えに失っていた多くの事でした。旬の素材を新鮮にいただくことや、作っている人から直接買えるうれしさ、天候や野生動物は自分たちが食べる野菜をおびやかす存在でもあること。欲しい物がいつでも手に入るということがあやしく思えたりもしました。

言いたい事がありすぎて

鈴木さんから聞いたやまなみ農園のこと、私たちの思うやまなみ農園のこと、全てをあげるとA5のスペースに収まるものではありません。これはぜひ言っておきたいというものを選別してもまだ収まる感じはありませんでした。

そこで私たちがなぜやまなみ農園の提携販売を続けているのかを考えました。そうして気がついたのは、私たちはやまなみ農園から野菜だけを買っているわけではなく、鈴木さんから野菜を通して色々な体験を含めてお金を払っているということでした。

鈴木さん自作のパンフレット
鈴木さん自作のパンフレット

全部言わなくても

「鈴木さんのやっているやまなみ農園に興味をもってもらう」という所さえパンフレットで出来れば、きっとやまなみ農園の良さは鈴木さんを通して分かってもらえると考えました。入り口は少しカジュアルに、そう考えるとパンフレットにのせるべきことが見えてきました。

やまなみ農園のかぶ。しぜんの甘みが心地よい。
やまなみ農園のかぶ。しぜんの甘みが心地よい。

おいしいを使わずにおいしいと思ってもらう

やまなみ農園の野菜を表現する時に「おいしい」と表記するのは「何かちがうな」という気持ちがありました。おいしい理由をあれこれ書いて「だからおいしいんだ」というのも違う気がします。パンフレットを見てくれた方が「ああ、ここの野菜おいしそうだなあ、頼んでみようかな」と思ってくれる。そんなものにしたいと思いました。なのでパンフレットのどこを見ても「おいしい」とは書いてありません。最終的においしいかどうかを判断するのはパンフレットを見た人、鈴木さんから野菜を提携して食べた人が思ってもらうことだと思ったのです。

完成したパンフレット

A5パンフレット2つ折

鈴木さんが自分で作っていたパンフレットとティラミスで制作したパンフレット。農園に対する思いは同じですが、それを人につたえるアプローチを見直すと出来上がるものもちがいます。

私たちはより多くの人がやまなみ農園を通して提携販売の楽しさを体験することは、社会にとってよいことだと思っています。今回つくったパンフレットがその助けになれば、社会貢献になるのではないかと思いました。

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ホームページ|miki salon

東京都町田市の女性専用サロン「miki salon」のホームページを制作しました。

http://mikisupport.com/
miki salonさまはパンフレット、名刺、チケットもTiramisuで作っていただいています。

打ち合わせの際、座り仕事に効くストレッチをいくつか教えてもらったのですが、一見原因とは関係なさそうな所をストレッチすることによって驚くほどコリがとれるんです。デザインでも同じような事があったりします。字が読みにくいからといって文字を大きくするよりも、周りの余白や行間を調整する方が効果的だったりします。

どんな職種でも、大事に思うことが同じ方とお仕事をご一緒できることは嬉しいですね。

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ホームページ|トリミングサロン bianca

PC View

神奈川県相模原市にあるトリミングサロンのホームページ制作を担当しました。外国人のお客様も多く、ペットに対する意識がとても高いサロンです。サロンの率直で真摯な思いがつたわるようにデザインしました。

http://bianca-pet.com/

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ウエディングカード

P1011186活版印刷でシルバーと透明なインクを使っています。

P1011185紙は触り心地のよい厚めのコットン紙です。

P1011189透明のインクを使うことによって複雑な模様もシンプルに表現することができます。

P1011188遠くから見るとゴージャス、近づくとキュートなマテリアルを見つけられるようにしました。

ウエディングカードだけでなく、ウエディングパーティーの席次表・プロフィール・メニューなど特別な日の思い出に特別なデザインはいかがでしょうか。

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