年があけました。
年があけると、今年の抱負を考える人が多いのではないでしょうか。
「今年は、ホニャララをちゃんとしよう」と、心に決めてみたりとか。
「ちゃんとする」というのは曖昧で、人によって「ちゃんとするの定義」が違うものです。
例えば、「うちは仕事ちゃんとやってるよ」と、思っていても、他の誰かからみたら「ちゃんとしてない」と、いうこともあり得るし、その反対に、自分で思っているよりも周りからみたら「ちゃんとしてる」ということもあります。
そんなこんなで近頃、気づいたことがあります。
同じ行動をしていても、「ちゃんとしてる」を受け取ってもらえる場合と、受け取ってもらえない場合があるようです。
見えないところのこころづかいや、思いやりを受け取ってくれる人もいれば、それを全く感じない人もいます。
わたしは「ちゃんとしよう、ちゃんとしよう」と思っているうちに、本当はちゃんと大事に持っていたかったものを、どこかに忘れたくありません。
「ちゃんとする」を他人に合わせてしまう時、結局のところ自分の中で「ちゃんとしたかったこと」が、ちゃんとできなくなってしまうからです。
お仕事も、寄りかからず、吸い取りすぎず、与えあって、受け取り合うみたいな感じがいいな。
お客さまとは、デザインをつくるプロジェクトチームのようなイメージで制作できたら幸せです。
そういうことを、ちゃんとやりたいなと思います。シンプルに。