イライラ

見えないものは、見える話

時間とデザイン

いつも自分の中にもっている感情や気持ちは、顔つきや、雰囲気や、空気感にあらわれる。デザインにも仕事ぶりにもあらわれる。

それは、ことばよりもずっと影響してるなぁと思う。

 

昨年から「風を売る商店」をはじめて、ついこの前、緑のまつりに出店し「もしもみどりが展」をした。
顔が見えること、体験、体感してもらうことっていいなと改めて思った。
来てくれたお客さまは、その場の雰囲気を感じてたのしくなったり、体験したくなったりする。自分でも気がつかない「何か」を感じてくれてるようだった。

 

デザインの仕事をするときも、同じことがいえるなぁと思う。

お見積りをするとき、打ち合わせをするとき、なるべく事務所に来ていただいてお話するようにしている。
それは、「仕事をするわたしたち」だけじゃなく「場」の雰囲気を感じてもらい、この空間ですごす時間も含めてのサービス、おもてなしだと思っているからだ。

 

制作中も、たくさんたくさんお客様のことを考える。
デザインはできあがったら、わたしたちの仕事は終わりだけれど、お客様にとってはスタートラインだ。

だから、「使い勝手はどうか?」「お客様がその先のお客様に渡した時どう感じてもらえるか?」などもイメージしてデザインしていく。

そして、いつも自分の中にもっている感情や気持ちは、デザインに影響する。お客様からは見えない時間が、見えない空気感をつくる。

そんなことを中心において、大切な誰かに「何か」を届けるデザインをしていこうと思う。

見えないものは、見えるのだ。

お問い合わせ

デザインのこと、イラストのこと、どんなことでもお気軽にご相談ください。

コメントを残す