ゆるやかな時間は
お金と交換できない、価値のあるものだと思う。
急いでも、ゆっくりでも、同じように時間がすぎるなら
ゆっくり過ごしたほうが、豊かな気がする。
台風の時のような流れが早い川を流されていくより
さらさらと流れる小川を流されていくほうが
同じ「流れにのる」でも、いいなと思う。
流れが早い川を流されていくと
分かれ道を見過ごしてしまったり
転覆したり、それを直したり、、。
そうこうしているうちに、
「さらさら流れても同じだったね」ってことになったりする。
さらさら流れていると、
分かれ道に来た時は舵をとることができるし
流れていく景色を楽しむこともできる。
風を売る商店は、そういうことを感じられる場所になったらいいなと思う。
心が楽しくなって、ゆるやかに過ごす時間がふえますように。