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人生は海老フライで決まらない

「じゃあ、つまんないね。」

その言葉を聞いたとき、私は少し驚きました。海老を食べられないだけで、そんな風に決めつけられるなんて。

「すごく楽しいですよ。」

そう答えると、相手は少し戸惑ったような表情を浮かべ、こう尋ねました。

「だって、海老フライも食べられないんでしょ? 」

その質問に、一瞬どう返せばいいか迷いました。たぶん、相手にとっては、美味しいものを食べることが人生の楽しみそのものなのだと思います。好きな料理を味わえないと、日常が台無しになってしまうと感じるのかもしれません。

でも、私の人生は、たった一つの出来事で決まるものではありません。映画がたくさんのシーンでできているように、私の日々もさまざまな瞬間が重なってできています。もし、相手が一部の出来事だけで全体を判断するなら、それは本の表紙だけで結末を決めるようなものです。

実は私には、秘めていた感情がありました。目の前の相手が、ほんの一部分だけを見て「つまらない」と決めつけるその態度には、その人自身の視野の狭さがにじんでいるように感じたのです。もちろん、その気持ちは直接は伝えませんでしたが、どこかで伝わっていたのかもしれません。

ワークショップ:こころの

←小さなことば

お母さんにもおやつを


「母親って大変だな」
アミューあつぎで「青空おやつ」を開くようになってから、私はますますそう感じるようになりました。

アミューあつぎは公園と違い、来てくれる子どもたちは、1歳から5歳くらいまでの未就学児が多い。さっきまで眠そうにしていたのに、急に元気になったりするお年頃だ。そんな子どもたちのそばには、いつもお母さんたちの姿がある。彼女たちは、子どもの目まぐるしく変わる要求に応え続けている。

ふと思い立ち、お母さんたちにもおやつを渡してみた。すると、少し驚いた顔をして「いいんですか?」と言いながら、ほんの少しだけ肩の力が抜けるのがわかった。

子どもが安心して楽しむには、お母さんにもほっとする時間が必要なのだ。

これからアミューあつぎで「青空おやつ」を開くときは、お母さんにもおやつを用意したいと思っています。この小さな試みに賛同してくださる方がいたら、ぜひこちらのリンク先からご協力ください。

青空おやつには、いろんな関わり方があります。下に詳しい案内を載せていますので、気になる方はぜひご覧ください!


1)Amazonほしいものリストのご支援
 →こちらから


2)おやつのたねでのご協力
 →こちらから


3)ゆうちょ口座へのご支援

ゆうちょ銀行からの送金
【記号】10930
【番号】35756101
【口座名】青空おやつ(アオゾラオヤツ)

他行からの送金
【店名】〇九八
【店番】098
【預金種目】普通預金
【口座番号】3575610

お手数ですが、送金いただきましたらその旨oyatsu@tirami-su.comまでご連絡いただけると幸いです。


4)ボランティアを募集しています。
 →こちらから

B品という世界

印刷物が届いた。手に取って、ぱらぱらとページをめくる。ふと、指が止まった。スレがある。思ったよりも大きい。うっすらではなく、しっかりと。

こういうのは気になる。仕方がない。デザインを生業にしていると、こういう細部にどうしても目が行ってしまうものだ。

気になったら、とりあえず聞いてみる。電話をかける。印刷会社の担当者が出た。要件を伝えると、向こうは落ち着いた声でこう言った。

「スレはありますが、文字は読めますよ。」

なるほど、確かに、読める。読めるには読める。でも、それでいいのか。

これを手に取った人は、ただ「読める」と思うのか、それとも「なんだか汚れている」と感じるのか。

「文字は読める」—— それが基準になるなら、ずいぶんと潔い話だ。刷り直すよりも、そのまま使った方がいい。エコロジーの観点からすれば、たしかに正しい。インクも紙もエネルギーも余計に使わずに済む。

でも、だからといって見た目の問題を無視していいのか。「ミスプリントですか?」と問われるような仕上がりなら、デザインとしては失格ではないか。

こだわる。けれど、こだわりがムダを生むこともある。デザインとは、そういう矛盾を抱えながら進めていくものなのかもしれない。もし社会全体が「文字は読めればOK」という基準を受け入れたら、どれほどの印刷物がB品にならずに済むだろう。どれほどの資源が無駄にならずに済むだろう。

エコとかサステナブルとか、最近はよく聞くけれど、それは本当に無駄をなくすためのものなのか。それとも、作り手の気休めに過ぎないのか。

意識を変えるには、社会全体が動かなければならない。でも、一人でどうにかできるものでもない。

それでも、デザインで何かを変えられるなら。それができたら、どんなに楽しいだろう。

お問い合わせ

どんなことでもお気軽にお問い合わせ下さい。

青空おやつ 4年目のつながり


こんにちは、松村です。

12月7日、今年最後の「青空おやつ」を開催しました。始めたのは2020年で、もう4年目です。最初は「あつぎ中央公園」だけでしたが、今では「厚木北児童館」や「アミューあつぎ屋内広場 sola」にも広がって、地域とのつながりが増えています。

この活動を続けてきて、子どもたちは昔に比べて大事にされているなと感じます。でも、その分、お母さんたちがしんどい思いをしている気がします。昔に比べて、今のお母さんは精神的にきついんじゃないかなって。

だから、子育てで頑張っているお母さんたちが少しでも楽になるように、何かできることを考えています。とりあえず、来年1月の青空おやつでは、お母さんたちにもおやつを用意しようと思っています。

青空おやつには、いろんな関わり方があります。下に詳しい案内を載せていますので、気になる方はぜひご覧ください!


1)Amazonほしいものリストのご支援
 →こちらから


2)おやつのたねでのご協力
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3)ゆうちょ口座へのご支援

ゆうちょ銀行からの送金
【記号】10930
【番号】35756101
【口座名】青空おやつ(アオゾラオヤツ)

他行からの送金
【店名】〇九八
【店番】098
【預金種目】普通預金
【口座番号】3575610

お手数ですが、送金いただきましたらその旨oyatsu@tirami-su.comまでご連絡いただけると幸いです。


4)ボランティアを募集しています。
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2025年版あつおカレンダーご予約(受付終了)

◯完全受注生産

あつおカレンダーは完全受注生産です。ご希望の方は下にあるフォームからご予約ください。

◯仕様

卓上カレンダー
サイズ:14.5×12cm
13P(表紙+12ヶ月)
RGB印刷

↑参考:去年のカレンダー

来年の「あつおカレンダー」は、ラッキーアイテムとして知られる「しろへびあつお」が、あなたの一年を応援します!再生と変化のシンボルである白蛇をモチーフにしたカレンダーは、金運や幸運を呼び込むお守りとしてもぴったりです。

✨カレンダーのポイント✨


❶月曜日の青色
Blue Mondayを表現。今までのカレンダーにない概念を追加して、あなたのライフスタイルに変化を促します。

❷月曜日はウンジャラゲ
Blue Mondayと志村イズムを掛け合わせることによって、ハイエナジーの加護が宿ります。

❸週末に向けて太くなるフォント
よーく見ると違いがわかります。これによってあなたの残りパワーを確認!

❹新月・満月の日を記載
新月は何か新しいことを始めるのに最適と考えられています。満月は月が最も明るく輝く時期で、エネルギーが高まるとされています。新しい目標を高エネルギーでこなせる日が早わかりになります!

❺残りの週がひと目でわかる!
日々を週ごとに捉えることで、生活に深みが生まれ、これからの人生をより有意義に過ごすためのヒントになります。

❻週ごとに違うヨコ線
視覚的に週ごとの変化を意識させ、❺と組み合わせることで、より充実したライフスタイルが実現します。

❼永遠の夏休み
あつおカレンダー購入者の権利です。

❽和暦も西暦も
ありそうでない、両方併記!

このようにあつおカレンダーは日々をおだやか&刺激的に過ごすためにカレンダーの構造から考え抜き、年々進化しています。

こちらに加えて、あつおが12ヶ月に渡ってあなたに語りかけるヴィジュアル!(鋭意作成中!!)

◯価格

¥1,000(税込)

◯申し込み締切

11月24(日)23:59まで

◯郵送をご希望の方

郵送をご希望の方は、こちらのウェブストアからお買い求めください。

◯引き取り日

12月13日(金)
時間:14:00〜19:00

12月14日(土)
時間:13:00〜16:00

場所:風を売る商店
*引き取り日に都合がつかない方はご相談下さい。

◯予約するでし↓

    お名前

    おメールアドレス

    お個数

    お一言(なければ空白)

    青空おやつ in アミューあつぎ

    こんにちは、松村です。
    青空おやつ in アミューあつぎが開催決定しました。

    日時:9月7日(土) 13:30頃〜
    場所:アミューあつぎ8階 屋内広場sola
    費用:無料
    予約:不要

    おやつがなくなり次第終了
    どなたでも参加いただけます。

    アミューあつぎ9Fで開催している「広報あつぎ連携企画:青空おやつ展」が1周年を迎えようとしています。

    現在、65枚の絵が新しい持ち主と出会い、未来のおやつへと姿を変えました。

    近年の猛暑で公園に人がいないため「涼しく過ごせる室内の開催場所はないだろうか」と考えるようになりました。

    展示会場のアミューあつぎには、石上純也さんが設計した屋内広場solaがあり、そこで開催できたらいいなとお願いしてみたところ、なんと開催できることになりました。

    どなたでも参加いただけます、お気軽にご参加ください。

    開催中!
    広報あつぎ連携企画:青空おやつ展

    開催時間:9〜22時(映画館の開館時間)
    会場:アミューあつぎ9F

    青空おやつについて

    官民連携まちづくり

    こんにちは、松村です。

    「広報あつぎ連携企画:青空おやつ展」が2023年9月の開始から1周年を迎えようとしています。

    現在、65枚の絵が新しい持ち主と出会い、未来のおやつへと姿を変えました。

    近年の夏は熱中症警戒アラートが頻繁に発令され、公園に人がいないため「涼しく過ごせる室内の開催場所はないだろうか」と考えるようになりました。

    展示会場のアミューあつぎには、託児室や子育て支援センターがあることに気づき、そこでの開催を検討し、実現に向けて動いています。

    この活動は、「官民連携まちづくり」の新たな可能性を示唆していると思います。

    青空おやつでは様々な形でお手伝いしてくれる人を募集しています。

    広報あつぎ連携企画:青空おやつ展
    開催時間:9〜22時(映画館の開館時間)
    会場:アミューあつぎ9F

    学生さんと一緒に

    こんにちは、松村です。

    東海大学メディア学科の学生さんが、ドキュメンタリーを撮影する課題として青空おやつを選んでくれました。

    出来上がった映像は、構内の授業でのみ使われるということで、一般に公開されることはないのですが、とても素晴らしい映像でした(しかもこれが初めて作った映像とのこと!)。

    また、東京工芸大学と神奈川県住宅供給公社によるプロジェクト「ミドラボ」にお誘いいただき、本厚木ミロードで青空おやつを開催いたしました。

    東京工芸大学の学生さんたちが作ったスペースに、青空おやつをインストールといった感じでしょうか。青空おやつは初の屋内開催となりました。神奈川県住宅供給公社さんのサイトで詳しいレポートが見れますので是非ご覧ください。
    https://www.kosha33.com/life/action/midolab2.php

    やさしさを持ち寄って

    こんにちは、松村です。

    10月まで開催されていた広報あつぎ連携企画:青空おやつ展が延長して、12月まで開催できることになりました。

    青空おやつの活動を続けるうちに「子どもたちの描いた絵を展示して持って帰ってもらえる場所があるといいなぁ」と思っていました。そこで広報厚木で取り上げてもらった時にその話をすると、アミューあつぎでできそうだということで、広報課の方たちに展示を企画していただきました。

    すると開催中に、実際に絵を持って帰っていただき、おやつのご協力をしてもらえました。そこで展示の撤収をした時に「この様な場所がいつもあるとうれしいのですが」と話したところ、12月まで空いてることが分かり展示を延長させていただけることになりました。

    ということで12月までアミューあつぎ9Fで青空おやつで子どもたちが描いた絵を持ち帰っていただけますのでどうぞよろしくお願いいたします。

    また、10月の青空おやつは厚木北児童館で開催しました。

    厚木中央公園が12月まで使用できないとのことで、どこか開催できる場所を考えていたところ「中央公園からも近い厚木北児童館はどうか」と思いつきました。

    そこで「こども未来部 青少年課」に問い合わせた所、色々と相談に乗っていただき、10月,11月,12月の青空おやつを開催できることになりました。

    初めての厚木児童館開催でしたが、職員の方たちも協力してくださって定員数の子たちに参加してもらえました。

    また当日と開催前の準備でもボランティアの方々に手伝っていただいています。早速アミューあつぎで絵を持ち帰ってくれた方もいます。青空おやつはそれぞれのやさしさを持ち寄って運営されています。

    広報あつぎ連携企画:青空おやつ展
    開催期間:2023年12月末日まで
    開催時間:9〜22時(映画館の開館時間)
    会場:アミューあつぎ9F

    2023年11月・12月の開催日