窓越しに映る夕暮れの光。きれいなオレンジ。
色は人の気持ちをゆさぶる。
今年はもっと色と仲良くしよう。
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
Tiramisu
窓越しに映る夕暮れの光。きれいなオレンジ。
色は人の気持ちをゆさぶる。
今年はもっと色と仲良くしよう。
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
Tiramisu
紙に字を書いていると、だんだんスペースがなくなってきて「あ、このままでは書き終わらない!」という経験をしたことはないでしょうか?
これは紙とペンというアナログだからこそおこる現象で、デジタルの場合はおこりません。当たり前ですがデジタルは後から簡単にフォントサイズを変えられるので足りなかったら全体のサイズを調節すればよいからです。
でもこのように人の書いたものは整ってはいませんが、なんとも味があっていいものです。そこでふと、思ったのです。「これをデジタルでやったらどうなるんだろう?」と。
「このいそがしい時期にそんなことをやっている暇があるのかしら?」という冷たい視線を隣から感じたりもしますが、こちとらこれが楽しくてデザインをやっているので、普段よりもスペシャルなコーヒーを自主的に入れたりとまわりの機嫌をとりながらコソコソと検証してみたいと思います。
いかがでしょうか?文字の大きさは気になりませんね、けっこう良い。ユーモラスな感じもします。
しかしです、「これは文章の中身と文字の大きさがリンクしているからユーモラスな感じをうけるのではないだろうか?」という疑問がわきました。そこで文章の内容に効果とは関係ないものを用意しました。
どうでしょう?文字がだんだん小さくなってもパッと見わからないですね。このままどんどん小さくしていけばおもしろい感じになりそうです。
どこに使えるかはまだよくわかりませんが、いろいろな所で使えそうな気がしてきました。
営業のメールをお問い合わせフォームから時々いただきます。
個人で活動されているイラストレーターだったり、デザイナーだったり、はたまた、web制作などIT系の企業や、相見積もりサイトの方だったり。
ご連絡いただいたところから、ご縁ができて一緒にお仕事する場合もあるので、営業は一切お断り!とは思いません。むしろ、welcomeな気持ちです。
いいことなら誘ってほしいし、いろんなスキルのある方と知り合うことは可能性が広がるし、ティラミスの得意なところを活かせる場所にだったらどんどん出て行きたいです。
ですが。
コピペで、同じ業種のところにひたすら送っているんだろうな〜と、わかる感じの内容の場合は違います。
数撃ちゃ当たるの1つとして、ティラミスが選ばれたと思うと、むっともするし悲しい気持ちになります。
そして、もちろんその会社へのイメージが悪くなります。
と、いうことは。
その営業活動自体が、実際の目的とは逆の効果を発揮してることになります。
どうせ労力を使うなら、もっと心が動くような内容を考えることに使った方がいいのになーと思います。
そういうメールには、「お世話になっております」と文頭に書いてあります。
はじめてメールをする、縁もゆかりもない相手に「お世話になっております」って変ですよね?
なぜだか「いつもお世話になっております」と書いてある場合もあります。
「何にもまだ、お世話してませんけど?」と、言いたい。笑
日本のビジネスメールの常識って、はじめてでも「いいお天気ですね」のノリで「お世話になっております」って言うんでしょうか?
こころを込めるって大事なことなんだと思うんです。
こころは、見えないけど感じられる。
メールの文章からでも感情が伝わってくるものです。
デザインもそうです。
コピペ営業メールに匹敵するデザインはこれ。
・なんでもいいからデザインして。
・時間ないから急いでテキトーに。
・そこそこ見栄えがいいように。
「そういうことが伝わるデザイン」になっちゃうから、効果は逆効果だと思うんですよね。
デザインはていねいにつくろう、メール1通でも気をつけて出そう、我がフリも気をつけようって思いました。
神奈川県伊勢原市のシバタダンススタジオのVIを担当しました。ロゴ、パンフレット、会員カード、レッスンチケット、チラシ、ホームページを制作しました。
どんなことでもお気軽にお問い合わせ下さい。
ホンマタカシさんの著書「たのしい写真3」で知った、Doug Rickardさんの「A New American Picture」という写真集。
アメリカのストリートシーンを写したものなのですが、なんと写真はすべてGoogleのストリートビューを再撮影したものなのです。
アマゾンのレビューを見ると「Photography or editing?(写真なのか編集なのか?)」と書いてる人がいましたが、私はどちらかというとDJみたいなものなのではないかと思います。
この写真集に「写真か編集か?」と問うのは、DJに「あんたはミュージシャンかどうか?」とたずねるのに似ている気がします。DJがまだ一般的でなかった頃、「人のレコードかけてミュージシャンってなんだそれ?」という意見がたくさんあったと記憶しています。
それにしても部屋から一歩も出ずにアメリカを写し出す、クールです。しかしお母さんには「あんた部屋にこもってないで外で遊びなさい!」と怒られてしまうことでしょう。
一見すると普通のチラシだが、
裏面が履歴書になっている。
応募者にとって一番面倒な履歴書を買いに行くというのを省略。お歳暮の時期に猫の手も借りたいという募集者の気持ちがヒシヒシと伝わってくるチラシです。
ハナシズクさまは、板橋教室・浅草・都立大学でドライフラワー教室と作品販売をしていらっしゃいます。
簡単に更新できて、素敵なお花の雰囲気が伝えらるようにつくりました。
デザインは、お花が主役になる、シンプルなデザイン。
Instagramが自動で表示されるようにすることで更新を簡単に。
もともと活用されていたInstagramを表示させることで、手軽に新しい作品をアップすることができます。
サイトを訪れた方は、いつも新しいお花を楽め、季節を感じることもできます。
ハナシズク〜お花はいつでも幸せを運んでくれる〜
http://hanashizuku-flower.com/
どんなことでもお気軽にお問い合わせ下さい。
東京都世田谷区にあるエステサロン「マヒナオラ」さまのパンフレットを制作させていただきました。
パンフレットをつくりたいが、少し変わったものを考えているのでどこへ頼んでよいのか分からない。けれどティラミスのホームページを見たら「相談にのってくれそうだ」と、お問い合わせくださいました。
代表やのま様にはご自身が考えた物語があり、それを軸にしたパンフレットがつくりたいとのご依頼でした。そしてそのパンフレットは持っていてうれしいものであってほしいとのこと。たしかに変わった依頼です(笑)
打ち合わせでストーリーを紐解いていくと、物語の核は「施術を受けた後のお客さまがどのようなストーリーを送りたいのか?」というものでした。施術の説明を核に置くのではなく、それを受けた後のお客さまが何をしたいのか?ということをメインに扱います。
施術の説明をせずに物語を語ってパンフレットとして成立するのか?というのが課題でしたが、世界観を見せることで可能であると判断しました。やのま様がお客さまに届くと信じている世界観を見せることがグラフィックの役割であると。
どんなことでもお気軽にお問い合わせ下さい。
スマートフォンを落として液晶画面を割ってしまった。
そのひび割れはとてもきれいな線を描いている。
自分で落としたにもかかわらず、その線にはまったく自我が入っていない。
割れてしまってはいるがスマートフォンとしての機能は問題なく果たしている。
機能をデザインが少しだけこえる時、それはすごくおもしろいものになる。
そういうデザインを見るとすごく幸せな気分になるし、自分もそういうものを作りたいと思う。
今年もあと残り少なくなってきたので、「これから」のことをいろいろと考えています。
はたらきかた。
デザインのこと。
これからのつくりかた。
分かれ道の真ん中でどっちに行こうか考えてるような、落とした斧は何色か聞かれているような気持ちでいろいろ考えてみました。
「寝る間も惜しんで仕事して、お客様のニーズに応えすぎてお安く、そこそこのクオリティのものをタイトな時間でつくる」
と、いうことには未来を感じないな〜と思いました。
もちろん、それが得意な人もいるし、必要としている人はいると思います。
わたしたちの場合、そっちに行ってしまうと目指してるところにたどり着けない気がしました。
豊かな土壌で美味しい野菜が育つように、こころが豊かでいることで、いいデザインや、いいアイデアが浮かんでくるものです。
余裕がないと、ギズギスしてイライラした気持ちになってしまいがちです。
これから「事業を発展させていこう!」と、キラキラ輝いてるお客さまの大事なツールをそんな気持ちでデザインするのは、なんだか矛盾しているし、お客さまに失礼です。
いいコミュニケーションをして、未来が広がっていくようなデザインをお客さまにお渡ししたいです。
なぜだか伝わってしまう目に見えない部分を大切にして、わたしたち自身をアップデートをしながら、「これから」をつくっていきたいなと思っています。
そのために、お客さまのデザインだけじゃなくって、発表したり発信したりする機会を定期的に持つことも続けていきたいと思っています。クリエイティブに磨きをかけます。
と、いうことで来週10/19から「あつぎロードギャラリー」で、個展をします。
個展公式サイトをつくりました。こちらも楽しんでいただけると嬉しいです。
世界のあつお展〜公式と非公式のあいだ〜
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