デザインのモチーフには、厚木市の象徴である市章と市の花「さつき」を採用しました。市章の横に1から70までのナンバーを添えることで、厚木市の過去から現在まで、70年間の歩みを表現しています。
市章とさつきの花は、バスのボディラインに沿って有機的に配置されています。それらが集まり動きを持つことで、厚木市民の姿を象徴しています。また、これらの配置には一定のルールを設けており、秩序ある社会の形成を示しています。
さらに、鮎が泳いでいる様子も想起させるデザインとなっており、市章の由来である「あつぎ」と「鮎」両方の意味を含んだデザインになっています。加えて、市章とさつきの花の形状の類似性に着目し、リバーシブルなデザインを提案しました。
このデザインが、厚木市民一人ひとりの心に刻まれた思い出や想いを映し出すとともに、これからの厚木市への夢や希望を膨らませるきっかけとなれば幸いです。
ラッピングバスは8月3日のあつぎ鮎祭りオープニングパレードで初披露され、その後半年間、市内を走行します。
Designer:松村 剛司
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