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当たり前

事務所のプリンター
事務所のプリンターが紙詰まりに。

このプリンターを使って一年、今まで一度もこのようなことがなかったのですが、修理の人が来てくれないと直せないようです。

当たり前にあると思っていたものが急に無くなってしまうと困ってしまいます。

しかし今自分が困っているという事は、それが無くなると思っていなかった自分の想像力のなさのせいと言えるでしょう。

「明日、自分は死ぬかもしれない」と想像して見たところで 実際死ぬわけないしそれに伴った行動はとれません。

でも「もしあと3日で死ぬとしたら何をする?」と考えるとやりたいことはいくつか挙げられそうです。

「オーロラを見にいく」というのを考えてみました。実際3日で死ぬなら行くけど、やっぱり3日じゃ死なないので行きません。調べてみるとオーロラは行っても必ず見れるとは限らないようなのでなおさら行かなくてよかったと思いました。

そう考えているとどうやら「オーロラを見に行く」というのは自分がしたいことではないという事に気づきました。

突き詰めていくと「自分にはしたいことなど何一つない」という結論が浮かび上がりました。そして「やりたくないことならたくさんある」ということも。

いつ死んでも後悔しないようにするには「やりたいことをやる」よりも「やりたくないことをやらない」ということが大事なのだと分かりました。やりたくないことをぐだぐだ言いながらやったりするのに時間を費やすならば、自分がやると決めた事に時間を使いたいです。そしてそれがティラミスをはじめた理由です。

なぜ唐突に「それがティラミスをはじめた理由です」などと言っているのかというと一昨日がティラミスの3周年だったという事をすっかり忘れていて、たった今思い出したからです。

ですので今日は早めに帰ってゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルドをやりきろうと思います。

雪のあと

雪の降った後、
道路に車は少なく、いつもよりゆっくりと走っている。
雪があるので歩くのもゆっくりになる。

「ゆっくりやればいい」とか「ゆっくりしていってね」と人は言うけれど、
結局、ゆっくりはできない。

しかし雪は一夜にして「ゆっくり」をデザインしてしまった。
雪があるから気をつけて行こうと、
強制ではない、自然と思うような、
人に元々備わっているもの。

ティラミスのデザインもそういうものを大事にしていきたい。

2018yuki

風を売る商店、今週土曜日にやります。
1月27日(土) 11:00~16:00
tirami-su.com/kaze/

Google Storyboard

動画からコミック風の画像を作ってくれるというGoogle Storyboardをさっそく使ってみました。


上のような動画を撮りまして、、。

動画を選んでボタンを押すだけで、、

こんな画像や
こんな画像や

こんな画像が
こんな画像が

勝手にコマ割りされた画像がつくられていきます。画面をスワイプするとどんどん新しい画像が出てきます。

これを自分がやったらどれだけ時間がかかるのだろう。すごいぞ機械の力!

ブロッコリーの花

ティラミスでパンフレットなどを制作しているやまなみ農園の鈴木さんがブロッコリーの花を持ってきてくれました。

というのも以前に鈴木さんから「ブロッコリーには花が咲くんですよ」ということを聞いた時、私が「え?、どこに?、これ全部から花が?、そんな馬鹿な?」という顔をしたのを見破られてしまったのでしょう。証拠としてわざわざ持ってきてくれました。

証拠のブロッコリー、スティックセニョールという品種だそう。
証拠のブロッコリー、スティックセニョールという品種だそう。

ブロッコリーが時間が経つと黄色くなってしまうのは花を咲かそうとしているからだそうです。花になろうとする力を使ってしまうと美味しさがもっていかれてしまうのでその前に食べるのが吉だそうです。

お問い合わせ

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四角と線のあいだ

四角は線によって描かれ、
線は四角によって構成される。

線は四角によって描かれ
四角は線によって構成される。

四角はどこから線になって
線はどこから四角になるのか?

四角と線のあいだにはおもしろいものが隠されているような気がします。

濁点について

濁点の「点」は、なぜ二つなのだろう?

一つや三つだったらどうだろう?

ふと、そう思った。

そして試してみた。
 
 

通常の「ゲ」。なんの変哲もない「ゲ」である。
1)通常の「ゲ」。なんの変哲もない「ゲ」である。

 
 
濁点から点を一つとったもの。どちらかというと「ケ」に近い印象を受ける。
2)濁点から点を一つとったもの。どちらかというと「ケ」に近い印象を受ける。

 
 
点3つのもの。三つでも「ゲ」と読むことができる。
3)点3つのもの。三つでも「ゲ」と読むことができる。

 
 
点4つ。点が多いがこれを見た人は「ゲ」だと認識するだろう。
4)点4つ。点が多いが「ゲ」と読むことができる。

 
 
思い切って点を10個にしてみた。それでも「ゲ」と認識できる。しかしこれでは隣に文字を配置するのに邪魔そうだ。
5)思い切って点を10個にしてみた。それでも「ゲ」と認識できる。隣に文字を配置するのには邪魔そうだ。

 
 
濁点は一つだけだと、2)のように付けていないと勘違いされてしまう可能性があります。しかしあとは「何個つけようが濁点として認識してくれるだろう」ということが分かりました。以上をふまえて次の文字は読めるでしょうか?
 
 
何と読めるでしょうか?
何と読めるでしょうか?

 
 
何と読めるでしょうか?
何と読めるでしょうか?

 
 
濁点は余分にあっても読むことができるし、なによりその余分から生まれたなんとも言えない雰囲気は、気持ちをたのしくさせてくれます。こんなことを気づかせてくれてありがとう、濁点よ。
 
 
制作のお問い合わせ

きもちよさ

つるっとした曲線のカーブがきもちいい。
ゆったりとした文字の間隔がきもちいい。
くしゃくしゃっと丸めた紙がきもちいい。

誰もが無意識のうちに感じている、そこを刺激して掘り出すことができるグラフィックはすごい。