2枚990円、4枚1980円

「どの色にするのか?」「どの位置にするのか?」「どの大きさにするのか?」デザインは選択の連続です。なので普段の生活ではできるだけ選択をしたくありません。「昼何を食べようか?」と考えるのもあまり好きではありません。下着は同じものを買えば選択せずにすみます。

そう思い、無印良品週間(すべての商品10%OFF)にパンツを買いに行きました。


上の写真を見て「お、4枚買うとめっちゃお得!」と思いました。

でもふと何か違和感を感じ、それを探していると

1枚560円..
2枚990円..
4枚1980円..

2枚と4枚の値引き率は変わらないのです。

でもこの表記だと4枚買うと一番得みたいに感じますよね?そう感じるの私だけ??つくった人はおそらくそれを意図していると思います。「計算しなくてもいいように」と親切でやっているなら3枚の価格を入れますし、「4枚1980円」がない方が価格を理解しやすいと思います。

画像に手を加えてみました、どうでしょう?

こうして並べてみるとこの「えらべるトランクスボクサー」という商品、実は選ばされている事が分かると思います。

「え?選択したくないとか言ってるお前にぴったりだな?」

左様でございます、お後がよろしようで。

変わるタイミング

たまご星人1

たまご星人2

たまご星人3

何かが変わるタイミングは、「1・2・3、ぽーーん」という感じがするのです。

ものごとは、「1・2・3、ぽーーん」「1・2・3、ぽーーん」を繰り返して進んでいくもので「1・2・3・・」の時間や「ぽーーん」の仕方や行き先は、みんな違うのかもしれないけれど、定期的に「ぽーーん」の時は来るのだと思います。

先週、ティラミスが3周年を迎えました。結成日はホワイトデーで、ティラミスの名前とぴったりでかわいい感じがするぞと、そうしました。
思い返せば、このときが前回の「ぽーーん」のときだったのかなぁと思います。

先日、そうだ、たまご星人だ!と、思ってから、「ぽーーん」の時がきたなと感じています。

そうだと思いいつつ
熱湯風呂の前の出川哲朗のように「押すなよ、絶対押すなよ」と、飛び込みたいのに若干腰が引けてる自分がいますが、容赦なく背中を押すのは、ほかの誰でもなく自分自身です。
「1・2・3・・」と進んできたのは、自分だからです。

次の「ぽーーん」は、羽じゃなくてプロペラかもしれないし、どこでもドアが開くかもしれない、だから今回の「ぽーーん」のあとも「1・2・3・・」と、コツコツとがんばっていきます。

「1・2・3・・」と進めてこれたのは、たくさんの「おかげさま」があったからです。
ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。

当たり前

事務所のプリンター
事務所のプリンターが紙詰まりに。

このプリンターを使って一年、今まで一度もこのようなことがなかったのですが、修理の人が来てくれないと直せないようです。

当たり前にあると思っていたものが急に無くなってしまうと困ってしまいます。

しかし今自分が困っているという事は、それが無くなると思っていなかった自分の想像力のなさのせいと言えるでしょう。

「明日、自分は死ぬかもしれない」と想像して見たところで 実際死ぬわけないしそれに伴った行動はとれません。

でも「もしあと3日で死ぬとしたら何をする?」と考えるとやりたいことはいくつか挙げられそうです。

「オーロラを見にいく」というのを考えてみました。実際3日で死ぬなら行くけど、やっぱり3日じゃ死なないので行きません。調べてみるとオーロラは行っても必ず見れるとは限らないようなのでなおさら行かなくてよかったと思いました。

そう考えているとどうやら「オーロラを見に行く」というのは自分がしたいことではないという事に気づきました。

突き詰めていくと「自分にはしたいことなど何一つない」という結論が浮かび上がりました。そして「やりたくないことならたくさんある」ということも。

いつ死んでも後悔しないようにするには「やりたいことをやる」よりも「やりたくないことをやらない」ということが大事なのだと分かりました。やりたくないことをぐだぐだ言いながらやったりするのに時間を費やすならば、自分がやると決めた事に時間を使いたいです。そしてそれがティラミスをはじめた理由です。

なぜ唐突に「それがティラミスをはじめた理由です」などと言っているのかというと一昨日がティラミスの3周年だったという事をすっかり忘れていて、たった今思い出したからです。

ですので今日は早めに帰ってゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルドをやりきろうと思います。

「ギュウギュウ」と「余白」

ぴったり1

ぴったり2

ぴったり3

「ちゃんとやろう」「うまくやろう」と、思いすぎたり、考えすぎたり、予定を詰め込みすぎたりすると、いつの間にか「ギュウギュウ」になっていることがあります。
「ゆとり」や「余白」は、ゆったりとした気持ちになるし、アイデアも浮かぶし、人に優しくなれます。

先日、FMヨコハマの街角レポートのコーナーで「風を売る商店」のレポートを藤田くんにしていただきました。
当日、力が入りすぎて思ってた以上に緊張してしまい、いろんなことを考えすぎて伝えたいことがあったのに、真っ白になりました、、。

「グッズ販売するお店という感じで伝わってしまったなぁ、もっと違うこと言いたかったのにーー!」と、思ったけど生放送なのでやり直しなし。
「考える余白のあるもの」「いろいろな年代の人が関わり合えるもの」を取り扱っていきたいって、言いたかったなのになぁ。
緊張しちゃうのは仕方ないにしても、もう少しイメトレしたり、伝えたいことをまとめたりする時間を多くとればよかったと反省したのでした。

「ギュウギュウ」は、無意識で自分がつくってるバリアのこともありますね。

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打ち合わせは「徹子の部屋」

デザインの仕事は、「徹子の部屋」からはじまります。
(打ち合わせは「徹子の部屋」のようなイメージ。ゲストはお客様で、わたしたちは徹子です。)

「大切なものはなんだろう?」と考えながら、質問をして、お話を伺います。
度合いは違えど、だいたいの方が「ぐるんぐるん」なのですが、お話していくうちに、だんだんと何を「ピカピカ」にすればいいのか見えてきます。

「ピカピカ」にするものさえ、わかってしまえば、あとは「ビューーン」と行くだけです。

中には「ピカピカ」にするものが見当たらないという方もいらっしゃいます。
お話を伺っているわたしたちが「これですよ」とお伝えしても、自分で「これだ!」と思えないと、なかなか「ビューーン」といけないものです。
言い換えれば、自分で「これだ!」と思えたら、どこまでも「ビューーン」といけるのだと思います。

「まほう」は、自分で自分にかけるとき、「ビューーン」と威力を発揮するのだと思います。

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